協賛:音声生成に関する計測技術に関する ハンズオンセミナー

2022年9月2日

以下の通り,学生や若手研究者を対象にした音声生成に関する計測技術に関する ハンズオンセミナーを開催いたします.

音声科学の研究にとって声帯振動や調音運動の計測は研究の基礎となる技術ですが,特殊な装置が必要で,学生や若手研究者がそれに触れる機会がほとんどありません.そこで,日本国内で利用できる非侵襲的な手法のほぼ全てをまとめて体験していただく機会を作ります.実際に装置を使ってデータを収集し,その処理も体験していただきます.

◆ 日時:2022年10月8日,9日,10日(10日は希望者のみご参加ください)
◆ 会場:神戸大学(兵庫県神戸市灘区)
◆ 定員:20名(定員を超えた場合には,若手の方,複数日に参加できる方を優先 いたします)
◆ 参加費:無料
◆ 申込期日:2022年9月22日正午
◆ 講師(五十音順):北村達也(甲南大学),竹本浩典(千葉工業大学),能田 由紀子(国立国語研究所),林良子(神戸大学),前川喜久雄(国立国語研究 所)他調整中
◆ 申込み方法:以下のフォームよりお申し込みください.
https://forms.gle/BNVs7zeQSUQN3NYZ8

◆ スケジュール(現時点でのおおまかな予定です)
【10月8日】
13:00-13:15 概要説明
13:20-14:40 EGGによる声帯振動計測とデータ分析
15:00-16:20 超音波診断装置による調音運動計測
【10月9日】
9:30-10:15 超音波画像解析ソフトの紹介
10:30-12:00 rtMRIデータベースの特徴とその活用法
12:00-13:00 昼休み
13:00-14:30 EMAによる調音運動の計測
15:00-15:30 EMAデータの見方
15:45-16:45 EPGによる舌-口蓋接触計測(変更の可能性あり)
【10月10日】(希望者のみ)
10:00-12:00 ATR-Promotions脳活動イメージングセンタにてMRI撮像実験の見学 (現地集合,現地解散)
※コンピュータを用いた実習では,GNU Octave,Praat,Excel等の使用を想定し ています.
※新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては内容を変更する場合があります.

◆ 問い合わせ:北村達也(甲南大学)t-kitamu@konan-u.ac.jp
◆ 主催:科研費基盤研究S「非流暢な発話パターンに関する学際的・実証的研究」
◆ 共催:神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート(予定),科研費基盤 研究A「ポップアウト・ボイスの生成・知覚基盤の解明に基づく高性能拡声音技 術の開発」
◆ 後援:国立国語研究所
◆ 協力:ATR-Promotions
◆ 協賛:日本音声学会